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“甲子園の申し子”岸潤一郎 初安打初HR

2021年6月1日 21:24
“甲子園の申し子”岸潤一郎 初安打初HR

1日、プロ野球交流戦・巨人対西武が東京ドームで行われ、西武の岸潤一郎選手がプロ初ヒット・初ホームランを放ちました。

岸選手は、明徳義塾時代に4度甲子園に出場し、甲子園最後の打席でホームランを放ったことから、高校野球ファンの間では“甲子園の申し子”と呼ばれる高校野球のスター選手。大学進学後は右肘の手術により中退しましたが、四国アイランドリーグ・徳島を経て昨シーズンドラフト8位で西武に入団していました。

入団後はヒットが出ていなかった岸選手でしたが、7回の第3打席、巨人・鍵谷陽平投手のスライダーを捉え、プロ18打席目での初ヒットが初打点・初ホームランとなりました。

岸選手はプロ初ホームランとなった一打について「打ったのはスライダーです。(ここまでヒットが出ていなく)やっと緊張がとけたような気がしました。打席では思い切っていこうと思いました。何か(狙いなど)を考えるというわけではなく、とにかく一生懸命頑張っていこうと…。ホームランボールがもしいただけるのであれば、奥さんに渡したいと思っています」とうれしそうに、またホッとした表情で振り返りました。

岸選手は9回の第4打席にもライトへのヒットを放ち、プロ2本目のヒットを放っています。