ラグビーW杯まで197日 初のベスト4へ!鍵を握る注目の「新しい力」

日本代表は史上初のベスト4を目標にフランスの地で戦います。
今回はベスト4への鍵を握る19年大会には出場していない選手で、23年大会での活躍が期待される「新しい力」を紹介します。
■ワーナー・ディアンズ選手(20) 東芝ブレイブルーパス東京所属
日本代表最長身である202cmという高さと献身的なプレーが魅力のロック。
ニュージーランドに生まれ14歳で来日。流通経済大柏高(千葉)を卒業すると、憧れであるリーチ マイケル選手が所属する東芝ブレイブルーパス東京に入団しました。
22年10月29日に国立競技場で行われたラグビー王国でもある母国・ニュージーランド代表との試合で弱冠20歳ながらスタメン出場すると、後半16分にキックチャージしたボールをそのままキャッチして40mを1人で走り切りトライ。世界に衝撃を与えました。
9月に開幕するワールドカップについて「日本代表としてワールドカップに出ることは今の目標、自分が出られる試合は全力で戦う。特にフィジカルでの戦いに勝ちたい」と語りました。
■齋藤直人選手(25) 東京サントリーサンゴリアス所属
前に仕掛ける動きとスピードで相手を翻弄することが武器のスクラムハーフ。
神奈川県の強豪・桐蔭学園高から早稲田大へ進学すると、大学4年時にはキャプテンとして11シーズンぶりとなる大学日本一に導きました。
23年シーズンからリーグワンの東京サントリーサンゴリアスの主将に就任し、リーグワン初優勝を目指します。
幼い頃からの目標であるというワールドカップについて「19年の日本大会には出場できず、次こそは出場したいと思ったことを覚えている。ここまでワールドカップにむけて努力をしてきたので、必ず代表をつかみ取りたい」と初出場へ意気込みました。