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女子ゴルフ昨季賞金女王・稲見萌寧 腰痛に苦しめられるも今季は強力な助っ人が帯同

2022年3月4日 11:53
女子ゴルフ昨季賞金女王・稲見萌寧 腰痛に苦しめられるも今季は強力な助っ人が帯同
3日、笑顔でラウンドする稲見萌寧選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

3日に開幕した女子ゴルフ国内ツアーの注目は、昨シーズンの賞金女王、稲見萌寧選手(22)です。

絶好調だった昨シーズン。去年5月の「ブリヂストンレディスオープン」で1ラウンド13バーディーをあげ、18ホールでのツアー記録を更新すると、東京五輪では銀メダルを獲得。ゴルフ界日本人初となるメダルを獲得しました。

そんな稲見選手、実は腰痛に苦しめられていました。痛み止めを使用しながら戦っていても、朝起きられないほどの痛みで大会を途中棄権したこともあったといいます。

しかし、オフシーズンのある出会いがきっかけで稲見選手に転機が訪れます。

稲見選手が出会ったのは、千葉県で接骨院を営む澤木弘之さん。澤木さんは、「今年入ってお父様から直接依頼が来てびっくりしました」と振り返ります。

ゴルフ界でも圧倒的な練習量を誇る稲見選手を診た澤木さんは、「かなりの練習量をこなされている方なので、かなり疲労がたまっていて硬くなっていて。動きづらくなっているのかなっていうのを感じました」と話しました。

一方、澤木さんの施術を受けた稲見選手は、「本当に長年治らなくて悩んでいたところが、1週間で良くなったりとか、今までなんだったんだろうっていうぐらい」と、効果は絶大でした。

今シーズンは、澤木さんがコンディショニングトレーナーとして帯同します。

強力なサポートを得た稲見選手は、「もちろん自分の成績で1番になるっていうのも本当にやりたいことだし、ジュニアの子たちからも愛される一番の存在でありたいっていうのが大きい」と今後の意気込みを語りました。

そして迎えた開幕戦初日(3日)は、安定したショットを見せるもパットが安定せず、1バーディー2ボギーの61位タイで終えました。稲見選手は、「ショットがすごい悪かったというわけではないので、パターを少し修正して明日はスコアを伸ばせればいいなと思います」とコメント。巻き返しを狙います。

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