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10連勝中のロッテ 高卒2年目が快投 田中晴也が鮮烈デビュー ピンチにも動じず5回無失点6奪三振

2024年6月1日 15:42
10連勝中のロッテ 高卒2年目が快投 田中晴也が鮮烈デビュー ピンチにも動じず5回無失点6奪三振
プロ初登板初先発のロッテ・田中晴也投手
プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ-阪神(1日、ZOZOマリン)

5月14日の勝利から14試合負けなしの10連勝(4引き分け含む)と絶好調のロッテ。この日の先発は、プロ初登板となった高卒2年目の田中晴也投手。高校時代、日本文理高(新潟)で活躍した期待の右腕が、鮮烈なデビューを飾ります。

初回、阪神先頭打者の中野拓夢選手をストレートで見逃し三振。2アウトから四球とヒットでピンチを背負いますが、5番前川右京選手をスライダーで空振り三振、プロ初のイニングを無失点で切り抜けます。

2回以降はテンポのいいピッチング。この日最速151キロのストレート、そしてスライダーでストライク先行のピッチング。3回には、日米通算201勝をあげた大投手・野茂英雄さんからコツを教わったフォークで空振り三振。2回から4回までは3イニング三者凡退、スコアボードに0を並べていきます。

そして1点の援護をもらい、勝利投手の権利がかかる5回のマウンドへ。先頭打者に2塁打を打たれノーアウト2塁のピンチ。それでも7番大山悠輔選手をセカンドゴロ、8番木浪聖也選手をスライダーで三振。さらに飛び出したランナーをキャッチャー佐藤都志也選手が刺し、3アウト。ピンチを脱しました。

田中投手は5回84球を投げ、被安打2、6奪三振の無失点。勝利投手の権利を持って降板となっています。
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