【W杯こぼれ話】アメリカ-イラン戦で選手同士が健闘をたたえ合う姿に拍手 国同士は対立姿勢も
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イランの選手(白)とアメリカの選手(青)が健闘をたたえ合う(写真:新華社/アフロ)
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022 (11月20日~12月18日)グループステージB アメリカ1-0イラン(29日)
アメリカとイランは国として対立の姿勢を示しているため、この一戦の前には、不穏な空気が。アメリカのサッカー連盟がネット上で間違ったイランの国旗を使用したことで、不測の事態が起こるのでは、などの懸念もありました。
しかし、ふたを開けてみれば、選手同士はピッチ上でお互いをリスペクト。相手国の選手が倒れたときには手を差し出すなど、フェアプレーの90分間。1-0でアメリカが勝利し、イランがグループステージ敗退となりましたが、互いに握手を求め、健闘をたたえる場面に両国のサポーターからも大きな拍手が送られました。
SNS上では「スポーツは国際政治を超える」「宗教、信念が違ってもスポーツはその垣根を忘れさせてくれる」「素晴らしい」などの声があふれました。