2019年賞金女王鈴木愛 涙の今季初優勝
4日、国内女子ゴルフ・資生堂レディスオープンが神奈川県の戸塚カントリー倶楽部で開催されました。4日間開催(7月1日~4日)予定でしたが、悪天候の影響で、木曜日と金曜日のラウンドが中止。2日間36ホールでの決戦は、鈴木愛選手が通算10アンダーで優勝しました。
4日の最終日、首位と1打差の6アンダー2位タイからスタートした鈴木選手。5番、7番、9番でバーディーを奪い、スコアを3つ伸ばして単独首位で前半を終えます。後半に入り14番のボギーでスコアを落とし、単独首位から陥落。それでも16番パー5、残り95ヤードの第3打。「ダフりました」とコメントしたショットがそのままカップイン。このイーグルで10アンダーとスコアを伸ばし、そのまま逃げ切った鈴木選手。今シーズン初優勝を飾りました。
鈴木選手は、2019年11月の伊藤園レディスゴルフトーナメント以来の1年8か月ぶりの優勝。通算17勝目となる優勝に「引退するまでに30勝したい。これからもっと勝てるように頑張りたい」とコメント。
昨シーズン賞金女王だった鈴木選手。なかなか結果を残せない時期を振り返り、「味わったことがないくらい毎日苦しくて、ゴルフを辞めようかなと思った時もあった。長い道のりだった」と涙を見せました。
また東京五輪代表内定の稲見萌寧選手は2週連続の予選落ちとなり「めちゃくちゃ悪いというわけではない、もっと練習して自信をつけるには結果を出すしかない」とコメントしました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は5月撮影