主将・山縣 東京五輪「ベスト尽くしたい」
陸上・短距離種目の東京五輪男子日本代表が9日、山梨県内で練習を公開しました。
男子100m代表で、400mリレーのメンバー入りも期待される山縣亮太選手(29)はオンライン取材に応じ、「本番まで時間が限られている中ですが、今回の合宿をきっかけに調子を上げていって、五輪ではいい走りをしたい」と気を引き締めました。
2016年リオ大会とのメンバーの違いについては、「自分が年長者になったということが少し違うところですね。すごくフレッシュな雰囲気を感じています。それぞれの自己ベスト、自己記録もみんな速くなっているので、そういったところでの期待感はあります」とコメント。
また東京五輪が1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の会場で無観客開催になることを受け、日本選手団の主将を務める山縣選手は、「無観客ということになって、本来の形とはまた少し違う形にはなるが、走る場所を与えてもらったことにまず感謝して、選手としてベストを尽くしたい。そういった姿勢が日本チーム全体にいい影響があるのかなと考えています」と意気込みを語りました。
写真提供:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト