イーグルに7バーディー 笹生優花が急浮上
◆米女子ゴルフツアー マラソン・クラシック3日目(現地時間10日・オハイオ州)
東京五輪にフィリピン代表として出場予定の笹生優花選手(20)が、大会3日目に猛チャージを見せ、5位タイに浮上しました。
28位タイからスタートした笹生選手は、4番・5番と連続でバーディーを奪うと、9番では「距離感もよくてよかった」と語るパットを見事決めイーグル。スコアを3つ伸ばして前半を終えます。
後半も4バーディーを奪うなど順調にスコアを伸ばして迎えた最終18番。「距離感が合っていなかったパターでしたが、ホールに入ってくれてよかった。入っていなかったらどこに行っていたかわからない」と振り返ったパットは、カップに向かってくだる難しい位置からきっちり沈めたバーディーパットでした。
この日、1つのイーグルと7バーディーを奪うなど自身の米ツアーベストスコアに並ぶ「64」をマーク。首位と8打差の通算11アンダーで5位タイまで順位をあげました。
ホールアウト後に笹生選手は「いろいろあった日だと思うのですが、いいふうに終われてよかった。あした(最終日)もこんな感じで楽しくゴルフができればなと思います」と、語りました。
写真:アフロ