新型コロナ感染の松山英樹 全英も欠場
東京五輪のゴルフ男子日本代表にも選ばれている松山英樹選手が、現地15日に開幕する米メジャーの全英オープンを欠場することが発表されました。11日に所属事務所が明らかにしたもので、理由は「体調不良のため」としています。
松山選手は2日、新型コロナウイルスの検査で陽性判定が出たため、出場していた米ツアー大会を棄権。所属事務所によりますと、「アメリカ国内の自宅に戻って静養を続け、体調は快方に向かっていましたが、PCR検査の結果は、10日時点で依然として陽性判定が出ている」ということです。さらに、現在のコンディション、またイギリスへの渡航に関する問題を踏まえ、出場エントリーを取り消すことを決めたとしています。
松山選手は、現在もアメリカの自宅で安静に過ごし、回復に努めているということです。今回の欠場に松山選手の事務所は、「メジャートーナメントの欠場が残念でなりませんが、今後も感染拡大防止と安全対策を徹底してまいります。ファンの皆様には引き続きご心配をおかけしております。いち早く競技に復帰し、最高のパフォーマンスをお見せできるよう本人も努力しておりますのでご理解賜りますようお願いいたします。日々の温かい応援に心より感謝申し上げます」とコメントしました。
29日から始まる東京五輪のゴルフ男子競技について、現段階では言及されていません。
写真:アフロ