プロ野球・クライマックスシリーズでファイナルステージから戦う巨人の阿部慎之助監督と菅野智之投手が11日、会見に臨みました。

リーグ戦首位の巨人は16日のファイナルステージから出場。ファーストステージで争う阪神とDeNAの印象を聞かれた阿部監督は「タイガースは昨シーズンのチャンピオンですので最後の最後までしぶといと思いながら試合をしていました。DeNAはどこからでも点が入りそうですし、バランスがとれたいいピッチャーが多い」と警戒しました。

菅野投手は両チームの警戒する選手について「阪神は中野拓夢選手と森下翔太選手にすごく打たれているのでその前にランナーを出さないのがポイントになる。DeNAは左打者の梶原昂希選手、佐野恵太選手に打たれている印象があるので抑えられれば勝機はある」とコメントしました。

最後に意気込みを聞かれた阿部監督は「短期決戦の怖さは知っている。最後の最後まで試合はわからないので精いっぱい盛り上げられるように」と力を込め、菅野投手は「自分たちはシーズン最後の方、本当に一戦も負けられない戦いを経験してきているので、この短期決戦で必ずその経験が生きると信じている。自分たちの力を信じて戦うことができれば、必ず勝てると信じている」と勝利を誓いました。