なでしこ・田中美南の雪辱ゴールで決勝Tへ
◇27日、東京五輪、サッカー女子予選リーグ
グループE 日本1-0チリ(宮城スタジアム)
東京オリンピックサッカー女子予選リーグの3戦目で日本代表「なでしこジャパン」がチリ代表と対戦しました。
日本は無得点で迎えた後半32分、岩渕真奈選手がゴール前で粘り、走り込んだ田中美南選手がゴール。初戦のPK失敗の雪辱を果たす決勝点となり、1対0で日本が勝利しました。
これで日本は決勝トーナメント進出が決定。準々決勝ではスウェーデンと対戦します。
以下、試合後、田中美南選手のコメント。
――今の気持ちは
「みんなでつかみとった勝利だと思います」
――ゴールシーンは
「岩渕さんがねばってくれて、いいところにこぼれてきた。キーパーが寝る(倒れる)のが見えたので、冷静に打つことができた」
――初戦のPK失敗からゴールへの気持ちが強くなったか
「(初戦でPKを)外した経験があって周りのみんなからの温かい声があって、そのおかげで立ち直ることができた。みんなに感謝したいです」
――次に向けての意気込み
「やっと予選(リーグ)突破できた。これから厳しい戦いが続くと思う。粘り強く、また成長した姿をみなさんに見せられるように頑張りたい」
写真:ロイター/アフロ