錦織・マクラクラン組 ベスト4ならず
◇28日、東京五輪・大会6日目、テニス男子ダブルス・準々決勝、東京・有明テニスの森
28日、テニス男子ダブルスの準々決勝が行われました。錦織圭選手とマクラクラン勉選手のペアは第1シードのクロアチアペアと対戦。セットカウント0-2でストレート負けを喫し、ベスト4進出を逃しました。
炎天下の中、連日試合が組まれているテニス。この日シングルスの3回戦を戦った錦織は、2試合目となるダブルスに出場しました。
錦織選手とマクラクラン選手のペアは試合の序盤からクロアチアのペアに主導権を握られ第1セットを3-6で落とします。
第2セットは両チーム一歩も譲らない攻防がつづきます。しかし錦織選手とマクラクラン選手のペアは第7ゲームでブレークを許します。その後も相手の巧妙なショットに対応できず、このセットも落とし、ストレート負け。ベスト4進出を逃しました。
以下、この日シングルスとダブルス2試合を戦った錦織選手のコメント。
――2試合タフな試合でした。ダブルス・シングルス振り返って
「ダブルスに関しては自分のミスが多すぎました。リターンがまったく入らなかった。彼ら(相手)のファーストサーブも良かったし、動きもダブルスらしいプレーをしてくるので、対応できなかった。悔しいですね」
「シングルスは劣勢だった。あまり勝つ光がなかなか見えないなか、戦っていましたが、いいプレーも出始めて2セット目は気持ちも楽になっていいプレーが出てきたので良かった」
――シングルス終えてからダブルス開始まで3時間
「しっかり休んで、仮眠も取って、疲れはもちろんありますけど、大丈夫だと思う」
――シングルスは、あすジョコビッチ選手との対戦。
「思いっきりやりたい。一番強い相手ではありますが、自分のホームコートでもあるので、頑張ります」
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ