素根選手“金”獲得 柔道のメダル数11に
メダルラッシュに沸いた柔道は30日が、個人戦最終日。柔道女子78キロ超級・素根輝選手が金メダルを獲得し、柔道でのメダル数を11に伸ばしています。
素根選手は、得意の体落としを武器に決勝の舞台へ。相手は、今大会含めオリンピック4大会連続でメダルを獲得しているキューバの選手。
試合は、お互いに技が出せない拮抗した展開で延長戦へ。ここから素根選手の攻めの姿勢が際立ちます。素根選手の勢いに攻撃が出ず、指導が与えられ、相手の反則負け。この階級、2004年アテネ大会の塚田真希さん以来の金メダルです。
柔道男子100キロ超級に出場したのは、原沢久喜選手。2大会連続のメダル獲得に挑みましたが、3位決定戦でフランスの強豪リネール選手に惜しくも敗れ、4位となっています。