卓球女子団体「おにぎりパワー」で初戦突破
◆東京五輪・大会10日目、8月1日、卓球女子団体1回戦、東京体育館
卓球女子団体の1回戦に石川佳純選手、伊藤美誠選手、平野美宇選手が登場。ハンガリーと対戦しました。
第1試合のダブルスでは石川選手と平野選手がストレート勝ち。続く第2試合のシングルスでも今大会三つ目のメダル獲得を目指す伊藤選手が終始相手を圧倒し、勝利しました。
第3試合のシングルスに登場したのは、この日が五輪初出場となった平野選手。こちらもストレートで制し、日本代表が2回戦に駒を進めました。
以下、試合後の3選手のインタビュー。
◆石川佳純選手
――キャプテンとして臨んだ団体戦、1ゲームも与えないスタート
「初戦で緊張感もありました。でも、全員がすごく良いプレーをして、3-0で勝つことができたのは自信になりました」
◆平野美宇選手
――初の五輪出場。どんな意識で臨んだ
「初戦にしてはとても良いプレーができた。(五輪は)小さい頃から目指してきた舞台。ここに立てるだけでも感謝の気持ちをもって臨むことができた」
――5年前(リオ五輪)はスタンドで見ていた舞台だった。出場してみて、あらためてどんな思い
「プレーしていても楽しくて、オリンピックは特別だなと感じた」
◆伊藤美誠選手
――団体戦に臨んで、これが3種目目とは思えない動き。自身ではどんな感覚
「この2日間でたくさん睡眠をとれたので、動きが良かった。動けるだけで幸せだなと強く感じた」
――試合の10分前にもおにぎりを食べていました
「練習でいっぱい動いてお腹がすくので、試合でパワーを出せるように食べていました」
写真:森田直樹/アフロスポーツ