卓球女子日本代表 五輪前最後の大会で完勝
3日、卓球女子団体競技で東京五輪代表に内定している石川佳純選手・伊藤美誠選手・平野美宇選手が五輪前最後の実戦となる「2021卓球NIPPONドリームマッチ」に出場しました。
オリンピックと同じく、1ダブルス・4シングルスの方式で行われた今大会。対戦相手はリオ五輪の準決勝で敗れたドイツ代表の選手にプレースタイルが似ている、原田春輝選手・長崎美柚選手・宋恵佳選手となりました。
第1試合、石川選手・平野選手ペア対長崎選手・宋選手ペアの一戦。久々の有観客試合に緊張したのか序盤はミスが目立ちましたが、その度に互いに声を掛け合った石川選手・平野選手ペア。徐々に調子を上げると息のあったコンビネーションをみせラリーで相手を圧倒、ゲームカウント3対2で勝利します。
続く第2試合には世界ランク2位の伊藤選手が登場。相手は通常の大会では対戦することがない男子選手でしたが、強烈なフォアハンドを連発するなど、持ち前のパワーで圧倒しゲームカウント3対0でストレート勝ち。さらに第3・第4・第5試合でも危なげなく勝利した日本代表。5対0の完勝で、20日後に迫った五輪に向け弾みをつけました。
試合後、伊藤選手は「日本の皆さんに良い色のメダルをたくさん持って来れるように頑張ります。」と意気込みを語りました。