川井友香子「姉にいい流れを」銀以上確定
◆3日、東京五輪・大会12日目、レスリング女子62キロ級・準決勝、幕張メッセ Aホール
レスリング女子62キロ級で五輪初出場の川井友香子選手が準決勝でブルガリアの選手と対戦しました。
試合は互いに攻めるチャンスをうかがう接戦となりました。第1ピリオドを2-2で終えると、第2ピリオドに相手選手の消極的プレーによって川井選手が1点を獲得。3―2で勝利し決勝に進出。銀メダル以上を確定させました。
※以下、試合後の川井友香子選手のコメント。
――メダル確定。今の心境
「明日(4日)から、姉の梨紗子(の試合)がスタートする。どうしてもいい流れを作りたくて。苦しかったが、絶対に自分が勝つという気持ちを最後まで持って戦えたので良かった」
――手応えになる勝利
「過去に負けたことがある相手だったので、リベンジできたのもうれしい」
――会場には姉・梨紗子選手もいた
「姉が今日(会場のある)幕張に入って、(ウオーミング)アップ場でも見ていてくれた。ここは絶対負けるわけにはいかないと思い、気合いをいれました」
――明日(4日)は決勝
「決勝の相手も過去に何度か戦っていて、勝ったり負けたりしている。オリンピックという1番大きい舞台で、今回は自分が勝てるように最後まで頑張ろうと思う」
写真:長田洋平/アフロスポーツ