14歳玉井が準決勝へ「思うような演技を」
◇8月6日、東京五輪・大会15日目、飛び込み男子高飛び込み予選、東京アクアティクスセンター
東京五輪の飛び込み男子高飛び込み予選が6日に行われ、14歳の玉井陸斗選手が登場しました。高飛び込みの予選は、計6本の演技の合計得点で争われ、出場29人のうち上位18人が準決勝に進出します。
玉井選手は1本目に76.80をマークし全体5位。しかし、その後は思うように点数を伸ばせず、5本目を終えて21位で予選敗退のピンチとなります。それでもラストの演技で、全体3位となる91.80の高得点を叩き出し、16位に浮上。7日の準決勝に駒を進めました。
同じく予選に出場した西田玲雄選手は、25位で予選敗退となりました。
以下、玉井選手のコメント-
Q.待ちに待った出番どうだった
――だいぶ、出だしが悪いとか、あんまり点数的には悪いですけど、自分的には体の動きとかが長時間の試合にあんまりなれていなくて、自分の体が追いついてきていなかったと思います。
Q.3本目・4本目の完成度
――練習では結構安定した演技ができてきている中での試合だったんですけど、練習と同じようにできず悔しいというか課題として残ってしまったなという部分はあるんですけど、それをまた準決勝では修正してできるように頑張りたいと思います。
Q.尊敬する寺内選手の決勝を見てどう力に変えた
――寺内選手は準決勝まで完璧な演技で、自分も同じように決勝に行きたいし、完璧な演技をしたいなと思っていたんですけど、準決勝には行けましたけど、自分の実力があんまり出せなかったという意味では、寺内選手はすごいなと思うし、まねしていきたいと思いました。
Q.準決勝に向けて
――今回の予選の失敗をしっかり修正して準決勝では、自分の思うような演技ができたらいいなと思います。
写真:ロイター/アフロ