向田「最後は神頼み」初出場で金メダル
◇6日、東京五輪・大会15日目、レスリング女子53キロ級・決勝、幕張メッセ Aホール
レスリング女子53キロ級の決勝が行われ、向田真優選手が中国の選手と対戦しました。
向田選手は第1ピリオド、相手の素早い攻めに苦しみ、4点のリードを許します。
後の無い向田選手は第2ピリオド、粘り強くポイントを重ねて同点に追いつくと、終了間際に勝ち越し。5ー4で勝利し、五輪初出場で金メダルを獲得しました。
以下、試合後の向田真優選手のコメント。
─大逆転だった
「最後神頼みする気持ちで、絶対に勝つという思いを持ち続けて、最後まで気持ちを切らさなかった。自分のレスリングはできていなかったが、最後は気持ちで戦った」
─目標にしてきた吉田沙保里さんと同じオリンピックチャンピオン
「(吉田)沙保里さんは、何連覇もしているので比べ物にならないが、絶対に何がなんでも金メダル取ろうと思って頑張った」
写真:アフロスポーツ