中田翔 同僚への暴力行為で出場停止処分
プロ野球・日本ハムは11日、中田翔選手に対して出場停止処分を科したと発表しました。
中田選手は8月4日(水)に函館千代台公園野球場(オーシャンスタジアム)で行われたエキシビションマッチのDeNA戦の開始前、同僚選手1人に対して暴力行為を行ったことが判明。球団は試合中に中田選手へ球場からの退場と自宅謹慎を命じ、調査を行っていたということです。
日本ハムは被行為者が大事にしたくないこと、中田選手が深く反省していることを踏まえても、中田選手の行為は統一契約書に違反し、野球協約の規定に該当すると認定。中田選手に対して当面の間、一軍・ファーム全ての試合の出場停止処分を通達したということです。
日本ハムの代表取締役社長兼オーナー代行・川村浩二氏は「このたびの中田選手の出場停止処分に際して、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配をおかけしますこと、ご不快な思いをさせますことに、深くお詫び申し上げます。暴力はいかなる社会であれ、決して許されるものではありません。ましてや中田選手は球団の主力選手であり、顔であって、全ての選手の模範とならなければならない存在です。中田選手が行った行為は、プロ野球が青少年の健全な育成に寄与し、夢を与えるエンターテイメントでもあることの信頼を著しく傷つけるものです。そのため、当球団はこの行為に対して野球協約に則り、厳正な対応をとることとしました。併せまして、暴力は決して許されないことを全ての球団関係者に再徹底し、選手についてはさらなる教育と指導を通じて、コンプライアンスおよびスポーツマンシップの向上を遂げることにより、ファンの皆様の信頼回復に努めてまいります」とのコメントを発表しました。
写真:日刊スポーツ/アフロ