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車いすラグビー池透暢“銅”リオの雪辱へ

2021年8月16日 17:03
車いすラグビー池透暢“銅”リオの雪辱へ

8月24日に開会式が行われる東京パラリンピックで、2大会連続のメダル獲得を目指す車いすラグビー日本代表・主将の池透暢選手が16日、オンライン取材に応じました。

開会式翌日の25日に控える初戦へ向け、現在の状態については、「いい状態にあると思っています。あまり対人の練習はできていないんですが、きょうから合宿が始まって自分自身のスキルを確認していく。悪いこともないし、変わったこともないので、調子はいいと思います」と語り、「(大会の)延期を受けて約1年半、再計画した中で、2020年のときの自分を超えているところが数値的にも出ていて、コンディションは2020年よりも現在良い状態です」と、調子の良さを語りました。

新型コロナウイルスの影響で1年延期となった東京パラリンピック。モチベーションを維持する中で、原動力になったことに触れ、「いろんなことが耳に入ってくるので、感情を抑えたり守ることに大変な時期はありましたが、やっぱりパラリンピックが東京で開催されるというのも一つの原動力ではありますし、パラリンピックで素晴らしいプレーを見せてくれると信じてくれている、応援してくれている人たちやファンの方々がいてこそ。やっぱり自分はそこで力を発揮しないといけない。そこでみなさんにお見せできることを楽しみにしながらここまできた」と、ファンへの思いも口にしました。

前回のリオ大会では惜しくも金メダルは逃しましたが、銅メダルを獲得した車いすラグビー日本代表。雪辱に燃える今大会への意気込みを、「チームでは金メダルを目指して戦います」と語り、「世界中がこの約2年間、国際大会ができない中、ここに集まれることは本当に幸せなことだし、一つの喜びとして、相手に対してリスペクトの気持ちだとか、よくここまで調整してきたなという気持ちを持ちながら、それぞれの最高のものを出した形で戦えれば、色は本当に関係ないぐらい素晴らしいものができあがっているんじゃないかなと私たちも思っていますので、パラリンピックに集まれたすべてのチームに本当に感謝したいと思っています」と、感謝の思いを述べました。

車いすラグビー日本代表は、開会式翌日の25日から行われる予選に出場し、初戦でフランスと、26日にデンマーク、27日にオーストラリアと対戦する予定です。

写真:SportsPressJP/アフロ

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