主将国枝「無限の可能性を」東京パラ結団式
東京パラリンピックに出場する日本代表選手団の結団式が17日、都内で行われました。日本選手団の主将を務める車いすテニスの国枝慎吾選手や副主将でゴールボール女子代表の浦田理恵選手らが出席。感染対策として、多くの選手がオンラインで参加する形式となりました。
選手を代表して国枝選手は「勇気と覚悟を持って全力で戦い抜くことをここに誓います。日本のたくさんの子供たちにパラスポーツを見てもらい、人間の無限の可能性を感じてもらえることを願っています」と、決意を述べました。
また、結団式後の会見ではコロナ禍による1年の延期や、原則無観客とする決定を受け「開催していただけることに感謝の気持ちでいっぱい。こうして24日に開会式を迎えられるのは奇跡的なこと。状況を受け入れて選手は100%の力をこの舞台で出す」と、語りました。
東京パラリンピックは、8月24日に開会式が行われ、9月5日まで開催。22競技539種目が実施され、日本からは史上最多255人が参加する予定です。
写真:森田直樹/アフロスポーツ