宇田秀生 初出場で銀メダル 米岡は銅
◆東京パラリンピック・大会5日目、28日、トライアスロン男子(お台場海浜公園)
リオ大会から正式競技として採用されたトライアスロン。スイム(水泳・750m)、バイク(自転車・20km)、ラン(長距離走・5km)の3種目を連続で行い、合計タイムで順位を争います。
午前6時半から行われた男子PTS4(運動機能障がい)に出場した宇田秀生選手(34)は序盤に出遅れますが、バイクとランで一気に順位をあげ、銀メダルを獲得しました。
レース後、宇田選手は初出場でのメダル獲得について「非常にうれしいです。まだ実感がちゃんとわいていないんですけど、やったんだなと思っています。これ以上ない結果だと思います」と喜びを語りました。
また、この競技日本勢初のメダリストとなった宇田選手。「自分が勝手に思っているだけですけど、日本中から力をいただいて、今日レースで出せたなという感じがしています」と東京開催についての思いを口にしました。
さらに、午前8時半から行われた男子PTVI(視覚障がい)のクラスでは米岡聡選手(35)が銅メダルを獲得しました。フィニッシュした瞬間については「ただただうれしくて言葉にできない感じでもう叫んじゃったというか、言葉にならないうれしさでした」とコメント。
初出場でのメダル獲得に、表彰式後には「本当にとっちゃったのか俺…みたいな感じで。感無量というか、ぼーっとするような感じでした」と表彰台での心境も明かしました。
写真提供:長田洋平/アフロスポーツ
写真:左)宇田秀生選手、右)米岡聡選手