車いすラグビー 世界1位の豪州下し“銅”
◆東京パラリンピック・大会6日目 車いすラグビー 3位決定戦 日本60-52オーストラリア(29日・国立代々木競技場)
車いすラグビーの3位決定戦で世界ランキング3位の日本は、同1位のオーストラリアと対戦。予選リーグでも勝利した相手に、この試合も強さを見せました。
試合は序盤から日本のエース池崎大輔選手、主将の池透暢選手らが順調に得点を重ね、前半を30対25。日本の5点リードで折り返します。
その後、オーストラリアに1度もリードを許すことなく、60-52で日本が勝利。2016年のリオ大会に続き、2大会連続の銅メダル獲得となりました。
この試合23トライを決め、日本を勝利に導いたエースの池崎選手は、試合後「今の日本が出せる最高の結果」と喜びを語りました。
また、「銅メダルというところで喜んでくれる人はたくさんいると思うので、応援してくれた人、ファンであったり、本当にすべての人に感謝したいと思うし、銅メダルで許してもらえないかもしれないですけど、その中でも自分たちの姿を見せられてよかったと思います」と、感謝の思いを口にしました。
写真:松尾/アフロスポーツ