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19歳の梶原大暉「最高の結果」初代王者に

2021年9月5日 16:40
19歳の梶原大暉「最高の結果」初代王者に

◆東京パラリンピック・大会最終日 バドミントン男子シングルス(WH2)決勝
梶原大暉21-18、21-19キム・ジョンジュン(5日、国立代々木競技場)

東京大会からの新競技・バドミントンで、車いすクラスの梶原大暉選手(19)が、韓国の選手に勝利し金メダルを獲得。初代王者に輝きました。

世界ランキング6位の梶原選手は、同1位のキム・ジョンジュン選手と対戦。第1ゲームは、前に落とすショットでポイントを奪うなど、21-18で先取しました。続く第2ゲームでは、粘り強いプレーを見せた梶原選手。最後は強烈なスマッシュを決め、初代王者の称号を手にしました。

梶原選手は試合後「まだ実感がないけど、たくさんの方々に支えていただいて、応援してもらって、ここまで来ることができた。最高の結果を残すことができたので、この大会を開催してくださったみなさんや、家族、すべての方に感謝を伝えたい」と、喜びを語りました。

また、村山浩選手(47)とのペアでダブルスにも出場した梶原選手。シングルス決勝から約2時間半後に行われた3位決定戦で、タイのペアにストレート勝ち。銅メダルを獲得し、シングルスと合わせて2つのメダルを手にしました。

写真:アフロスポーツ