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東京五輪2冠の体操・橋本大輝に市民栄誉賞

2021年9月8日 20:01
東京五輪2冠の体操・橋本大輝に市民栄誉賞

体操の橋本大輝選手が千葉県印西市役所で行われた表彰式に出席。練習拠点がある同市の市民栄誉賞を受賞しました。

橋本選手は、東京五輪で個人総合と種目別・鉄棒で金メダル、団体で銀メダルを獲得。4日に行われた五輪後初の実戦となる全日本学生選手権では、個人総合・団体総合・種目別の鉄棒で3冠を成し遂げました。

五輪での活躍の反響が大きく、自身のSNSのフォロワー数が6000人から10万人に。「最近よく生活必需品をちょっと買いに行っただけで声をかけられるようになった」と、日常生活の変化を明かしました。

次の目標としている10月の世界選手権に向けては「まだ世界選手権の個人総合チャンピオンにはなっていないので、そこを狙っていきたいのと、種目別でも複数のメダルを取って、五輪で得た結果よりさらにいい結果が出せるようにやっていきたいと思っています」と、意気込みを語りました。

また、東京五輪の体操団体で銀メダル、種目別・あん馬で銅メダルを手にした萱和磨選手には、市長特別賞が贈られ「印西市には毎日足を踏み入れて、大変お世話になっているので、こういった賞は大変光栄なことでうれしく思っています」と受賞の喜びを語りました。

初の五輪となった東京大会では団体の主将を務め、日本の銀メダル獲得に貢献。五輪を目指す子どもたちに「僕は五輪を見て体操を始めたので、今度自分が五輪に出て夢を与える立場になって伝えたいことというのは、きつい練習とかもあるんですけど、そういう練習も自主的に行えたら全部楽しいですし、自分の好きなスポーツだったり好きなことを嫌いにならずに楽しみながら続けてほしいなと思います」と、メッセージを送りました。

10月の世界選手権にはあん馬、鉄棒、つり輪の3種目で難易度を上げて臨む予定。「金メダルを目指して頑張りたい。とりあえず攻めて攻めまくります」と決意を口にしました。