西村優菜「神様が味方」逆転で今季3勝目
◆国内女子ゴルフ 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック最終日(19日、新南愛知CC美浜コース)
18日に予定されていた大会2日目が、降雨によるコースコンディション不良のため中止となり、36ホールに短縮された今大会。
首位と5打差の15位タイから出た西村優菜選手(21)が、大会コースレコードに並ぶ63をマーク。逆転で今季3勝目を飾りました。
「最終日にしっかり伸ばせる選手になりたい」と語る西村選手。前半の3番、4番で連続バーディーを奪いました。その後、7番のスコアボードを見て「もしかしたら(優勝が)あるかなと思ってギアを入れた」と、直後の7番、9番でもバーディー。前半で4つスコアを伸ばしました。
勢いそのままに後半10番から3連続バーディーとすると、14番でもスコアを伸ばした西村選手。最終18番の第2打は「きょう1番集中していた。いいリズムでスイングできた」と、ピン手前約1mにつけ、バーディーフィニッシュしました。
最終日9バーディー、ボギーなしで大会コースレコードに並ぶ63をマークした西村選手。通算10アンダー、2位に2打差をつけ、逆転で今季3勝目を飾りました。
ホールアウト後「まさかという感じ。こんなにいいラウンドができるのもまさか、本当に勝てると思っていなかったのでびっくり。ゴルフの神様が味方してくれたかな」と、喜びを口にしました。
また、今後のツアーに向けては「残り10試合ほどあるし、優勝を目指してプレーしていきたい。メジャーも2試合残っているので、しっかりと成績を残せるように頑張っていきたい」と、意欲を見せました。
写真:日刊スポーツ/アフロ