◆国内女子ゴルフ　ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン最終日（２６日、宮城・利府ＧＣ）

首位と７打差の５位タイからスタートした渋野日向子選手（２２）。最終日は後半に失速しスコアを伸ばせず、８位タイで大会を終えました。

出だしの１番でバーディーを先行させた渋野選手は、８番でもバーディーを奪い、前半で２つスコアを伸ばしました。

しかし後半、１３番で今大会初となるボギーをたたくと、１５番、１６番と連続ボギー。最終１８番をバーディーで締めましたが、３バーディー・３ボギーの「７２」とスコアを伸ばせず、通算６アンダーでホールアウト。順位は８位タイで、２週連続のトップ１０入りとなりましたが、悔しい最終日となりました。

ラウンドを終えて、「悔しいの一言しかない。というか、すべてのことを台無しにした一日だったかなという感じ」と話し、肩を落とした渋野選手。

「（１３番のボギー後）１４番でチャンスにもつけられずパーであがったところから、なかなかかみ合わなくなった。連続ボギーしてしまったことにすごく後悔している」と、失速した後半ホールを振り返りました。

国内ツアーも残り９戦となり、次週にはメジャー大会「日本女子オープン選手権」が控えています。

２０１９年１１月の「大王製紙エリエールレディスオープン」以来、優勝から遠ざかっている渋野選手は、「（調子は）悪くないとは思う。こうやって自分の悪いところが出てしまったけど、それをしっかり来週はおさえられるように。（次週は）きっと耐えるゴルフが必要なコースだと思うので、なんとか集中力を切らさないように気をつけたい」と気を引き締めました。


写真：日刊スポーツ／アフロ
※写真は大会２日目のもの