バスケ・宮崎 パリ五輪でのリベンジへ決意
バスケットボールの女子アジアカップ決勝で中国を破り、大会5連覇を達成した日本代表。快挙から一夜明けた4日、選手たちが会見に応じました。
大会ベスト5に選出された宮崎早織選手は、「このメンバーで優勝できたことはすごくうれしかった。個人的にベスト5を取れたことは本当にうれしいです」と喜びを語る一方で、「パリ五輪に向けて東京五輪悔しかった分、また3年後にはリベンジしたいと思っている」と、すでにパリ五輪を見据えていました。
以下、主な一問一答
――金メダル獲得とベスト5入りの感想を?
「非常にこのメンバーで優勝できたことはすごくうれしかったです。五輪メンバーがほとんどいない中で、若手でいくというのは『少し大丈夫かな』という気持ちはあったんですけど、でも若いエネルギーがいい形に変わって優勝できて、この短期間でこのチームを作ってくれた恩塚さんとスタッフには感謝しています」
――個人・チームとしての大会を総括を?
「個人的には波があったので、波がないようにどんな相手でも10点以上、アシストも5本以上は取れたらよかったなというのは少し反省点。全体的には本当にいい形こうやって優勝することができてホッとしています」
――ベスト5選出の中で特によかったと感じる部分は?
「ベスト5に選んでもらったのはすごく自分自身驚いていて、本当にその中でよかったかなと思うのは出だしだけじゃなくて、後半も失速せずに競っているときに自分で点を取れたというのはすごくよかったかなと思っています」
――一番印象に残っているプレーは?
「韓国戦でビハインドパスができたことですかね。人生で初めてああいうパスをしたので自分でも驚いていますし、本当にあのパスが一番印象的です」
――今回の活躍でポイントガード争いが激しくなりますが、代表争いでの今後の目標や野望は?
「五輪からここまで自分がこれだけ代表に呼んでもらって活躍できたというのは、本当に自分自身も驚いている。これからパリ五輪に向けて東京五輪悔しかった分、また3年後にはリベンジしたいと思っている。ポイントガード争いはすごくすさまじくはなってくるとは思うんですけど、一つはリーグで自分の持ち味を出すことというのはすごく大事なんじゃないかなというふうに思っています。ほかの選手と比べるよりは、自分のプレーに自信を持ってコートでプレーするだけかなとは思っています」
写真:AFP/アフロ