◆バドミントン女子団体　国・地域別対抗戦ユーバー杯（現地１１日、デンマーク）１次リーグ、グループＡ第２戦　日本５－０ドイツ

女子の団体戦で争う、国・地域別対抗戦ユーバー杯。日本は２０１８年の前回大会で３７年ぶりに優勝し、大会連覇を狙います。１次リーグのグループＡ第２戦・ドイツ戦に臨み、女子シングルスに出場した山口茜選手がストレート勝ちを収めるなど、５－０で勝利。初戦のフランス戦にも勝利している日本は、２戦２勝で準々決勝進出を決めました。

シングルス３試合とダブルス２試合の計５試合を行い、勝敗を決めるこの大会。ドイツ戦に臨んだ日本は、第１試合のシングルスに世界ランキング５位の山口選手が登場。同２４位のＹ・リー選手と対戦しました。

第１ゲーム、山口選手は序盤に力強いスマッシュを決めるなど５連続ポイントを奪い、２１－１７で先取しました。

シーソーゲームとなった第２ゲームは、山口選手が先にゲームポイントを握られますが、そこから６連続ポイント。２２－２０で物にし、ゲームカウント２－０のストレート勝ちで日本の１勝目をあげました。

試合後、山口選手は「ストレートで勝ち切れたところは良かったと思うが、ミスだったり課題が残る試合だった」と、振り返りました。

山口選手のストレート勝ちで勢いづいた日本は、その後の４試合もすべてストレート勝ちを収め、５－０の快勝。１次リーグ連勝で準々決勝進出を決めました。現地１２日に１次リーグ１位突破をかけ、インドネシアと対戦します。

次戦に向け山口選手は「起用されればチームに貢献したいと思いますし、チーム一丸となって向かっていく気持ちで戦いたい」と抱負を語りました。

写真：アフロ
写真は先月のもの