五輪パラ選手が集結 伊藤美誠が秘話明かす
東京五輪・パラリンピックからおよそ1か月がたつ12日、メダリストらが一堂に会しトークショーが行われました。
ソフトボール金メダルの上野由岐子投手は、「一番はあのマウンドにまた帰って来られたこと、それが一番感慨深かったですし、こうして同じように金メダルを取れたこと、本当に良かったという安堵感が大きいです」とコメント。
卓球で3つのメダルを獲得した伊藤美誠選手は、「卓球陣の中では一番練習してきたと自信を持って言えます。自信を持って五輪に臨むこと、後は楽しむ、笑って試合に臨めたら実力を出し切ることができました」と、大舞台を楽しむ秘訣を明かしました。
そして、パラリンピアンも参加したトークショーでは、水泳視覚障がいの金メダリスト木村敬一選手から、伊藤選手へ“大逆転したドイツ戦”についての質問が飛び、意外な事実が明かされました。
――以下、2人のやりとり
木村選手)
どういう精神状態で戦ったのか、お伺いしたいです。
伊藤選手)
水谷選手が「大丈夫だよ」「まだまだある」と初めて言ってくれたんですよ、いつも水谷選手ってあきらめが早いタイプなんですけど。
木村選手)
何てことを。
伊藤選手)
私、初めて水谷選手に気持ちで負けていると思ったんですね。で、ここで負けたくない、水谷選手に負けたくないと思って勝ちました。頑張りました。
木村選手)
戦う相手間違ってる(笑)
伊藤選手)
初めて水谷選手を信じられて本当に良かったと、信じてきて良かったなと思いました。