巨人ドラ1翁田 スタミナ源は“昔の遊び”
13日、巨人からドラフト1位で指名を受けた関西国際大学の翁田大勢投手が巨人から指名挨拶を受け、「2桁勝ってほしいという期待に応えたい」と決意を語りました。
兵庫県三木市にある関西国際大学で指名挨拶を受けた翁田投手。1位指名を受けた当日(11日)は「驚きの方が多いです」と話していましたが、この日は「実感がなかったんですけど、今日お会いして実感が少しずつ湧いてきた」と、1位指名をかみしめていました。
翁田投手の武器は最速157キロの直球と、9回を投げきれるスタミナ。先月の大学のリーグ戦では、延長10回・188球の力投を見せており、球団からの挨拶では、冒頭から大塚淳弘球団副代表が、「先発として期待している。2桁勝ってもらいたい。球の回転数はダルビッシュ(有投手)や上原(浩治さん)のような感じ。もう先発の3・4番手に入れる」と先発での起用を明言。
これに対し翁田投手も、「先発をやる体力やスタミナ面は自信がある。どこを任されてもという気持ちはあったので、2桁勝ってほしいという期待に応えられるように練習していきたい」と決意を語りました。
その魅力的なスタミナの源は、一体何なのか。本人に聞くと、「小さい頃の遊びですかね」と、意外な答えが。
翁田投手の出身は、兵庫県多可町という人口2万人ほどの自然豊かな町。「基地を作ったり、鬼ごっこをしたり。山に登ったり。川に入ったりもしていました。どこに魚がいるか察知できるので(笑)。そういうのがつながっているのかなと思います」と笑顔。大自然育ちの豪腕が、巨人の投手陣に勢いをもたらします。