宮原知子が決意「自分をいかに攻略するか」
フィギュアスケートの宮原知子選手が、グランプリシリーズが始まるのを前にコメントを発表し「伸び伸び滑る」とテーマを明かしました。また北京五輪出場へは「自分をいかに攻略するかというのが、今の自分に必要。1つ1つクリアしていきたい」と語りました。
2021-22シーズンのフィギュアスケート・グランプリシリーズ(シーズン6大会)が、10月22日のアメリカ大会から始まるのを前に、女子シングルで出場する宮原知子選手がコメントを発表しました。
第1戦のアメリカ大会と、第3戦のイタリア大会(11月5日開幕)に出場する予定の宮原選手は、シリーズの目標に「伸び伸び滑る!」と、掲げました。
その理由について宮原選手は「試合の時に萎縮してしまったり、いらない不安がよぎったりして結構縮こまってしまう自分が今までずっといる。より自分らしく自分のスケートをしっかり見せるという意味で、自分が大好きなスケートを見ている皆様にもしっかり伝わるように“伸び伸び滑る!”というのが今季のテーマ」と、そこに込めた思いを明かしました。
2018年の平昌五輪では、4位でメダルには一歩届かなかった宮原選手。また昨季は、世界選手権に出場するも19位と表彰台を逃していました。
そして迎えた五輪シーズン。2大会連続の五輪出場へ宮原選手は「(北京に)いきたいという気持ちは本当に強いですけど、それを達成するためには今できることをしっかり毎日こなすというのが大事だと思う。やるべきことをやって自分をいかに攻略するかというのが、今の自分に必要なこと。それを1つ1つクリアしていきたい」と、語りました。
写真:アフロスポーツ