稲見猛チャージも「今日の方が腰痛かった」
◇国内女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック2日目(5日、滋賀・瀬田GC北コース)
腰痛で先週の大会を欠場した稲見萌寧選手が今大会から復帰。
2日目は、渋野日向子選手、笹生優花選手と同組。海外メジャー大会制覇を経験した2人と東京五輪銀メダリスト・稲見選手の豪華なペアリングとなりました。
1アンダーの24位タイでスタートした稲見萌寧選手はこの日、6バーディー・1ボギーの猛チャージをみせ、通算6アンダーの5位タイまで浮上しました。
開始1番ホールから3連続バーディーを奪うなど、安定したプレーをみせた稲見選手でしたが、ホールアウト後のインタビューで「昨日より今日の方が腰の状態がひどかった。日々悪化している。朝の練習場でも腰が痛くて打てなかった。最後まで回れるか不安だった」と腰痛を抱えながらのラウンドだったと明かしました。
今大会を含め、残り4戦となった国内女子ゴルフツアーは、賞金女王争いにも注目が集まります。
現在、賞金ランキング1位の稲見選手から3位の小祝さくら選手までの差は約3700万円。(※2位は古江彩佳選手 10月31日更新時点)
TOTOジャパンクラシックの優勝賞金は3300万円と賞金女王争いに大きく影響します。稲見選手は「(賞金女王争いは)全然気にしてないです。そこがメインで頑張っているわけではないので、目の前の試合に集中するのがいっぱいいっぱい。そこまで先のことを考えていると集中できない」とコメント。
また、今大会について「あと2日ちゃんと最後まで回り切れたらいいなということしか頭になくて、そこが一番かなと思います」と腰痛への不安を語りました。
〈2日目成績〉
1位 小祝さくら -10
2位 古江彩佳 -9
3位 高橋彩華 -8
4位 上田桃子 -7
5位T 稲見萌寧 -6
(他3人)
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は2021マスターズGCレディース3日目