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ボクシング・岡澤 接戦制し初の世界一

2021年11月6日 7:33
ボクシング・岡澤 接戦制し初の世界一

◆ボクシング世界選手権 ウエルター級決勝(現地5日・セルビア)
岡澤セオン3(判定)2O・ジョーンズ

ボクシング男子の世界選手権は各階級の決勝が行われ、ウエルター級の岡澤セオン選手(25)が、O・ジョーンズ選手(アメリカ)を3-2の判定で下し、初の金メダルを手にしました。

東京五輪では2回戦敗退に終わった岡澤選手。第1Rでは、軽快なフットワークで相手の攻撃をかわしながら、ボディーにパンチを打ち込むなどリズムをつかみます。しかし第2R、ジョーンズ選手の連打を顔面に受け、苦戦を強いられました。

迎えた最終第3Rも互角の展開が続きましたが、左右のカウンター攻撃で相手の顔面をとらえるなど、最後まで的確な攻めを続けた岡澤選手。勝利が決まった瞬間は、両膝を突き、何度も雄たけびを上げて喜びをあらわにしました。

岡澤選手はバンタム級を制した坪井智也選手(25)と共に金メダル獲得の快挙を成し遂げ、3年後のパリ五輪へ向けて弾みをつけました。


写真:アフロ