◇MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ メッツ-ドジャース(日本時間18日、シティ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平選手がリーグ優勝決定シリーズ第3戦で、6回までに4得点を挙げチームに貢献しています。

初回、先頭打者の大谷選手は146キロのシンカーをとらえ、ライトへの先制HRとします。ポストシーズンに入ってからランナーなしの状態でヒットがなかった大谷選手に貴重な一発が生まれました。

3回に第2打席を迎えた大谷選手ですが、メッツの先発ホセ・キンタナ投手は外角低め攻めで4球での四球。その後ムーキー・ベッツ選手のヒットで進塁し、トミー・エドマン選手のタイムリーで追加点のホームを踏みました。

1アウト1塁で迎えた4回第3打席は3球で追い込まれますが、その後は再び外角低め攻めへの変化球を見極め四球で出塁。続くベッツ選手のタイムリー2ベースでホームに生還しました。

さらに1アウトで迎えた6回は2番手ホセ・ブット投手がアウトコースへの変化球を4球連続で投じ、ここも四球で出塁。続くベッツ選手が2ランHRを放ち、大谷選手はまたも得点を挙げました。

大谷選手は6回までに1打数、1安打、1HR、1打点、3四球、4得点と、まともに勝負してもらえないなかでも出塁から得点でチームに貢献。ファンからは「塁に出ると必ず帰ってくる」、「四球で出塁するとベッツが爆発」などの声が上がっています。