メジャー初の女性監督誕生の行方は? ジャイアンツ新監督候補にダルビッシュ所属のパドレス監督が浮上
米メディア『ジ・アスレチック』の2人の記者によりますと、パドレスはメルビン監督に、ジャイアンツ新監督の面接を受ける許可を出したということです。
現在61歳のメルビン監督は、マリナーズ(2003~04年)、ダイヤモンドバックス(2005~09年)、アスレチックス(2011~21年)で監督を歴任し、2022年から3年契約でダルビッシュ有投手も所属するパドレスの監督に就任しました。
1年目は89勝73敗でワイルドカードを獲得してプレーオフ進出を果たしましたが、今季は82勝80敗でプレーオフ進出を逃しました。20シーズンの監督生活で通算1517勝1425敗(プレーオフ進出8度)を記録しています。パドレスとの契約は来季まで残っています。
ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長は、メジャー史上初の女性監督候補のアリッサ・ナッケン・アシスタントコーチを含む4人の内部昇格候補者との面接を済ませ、球団外部の候補者にも目を向け始めているということです。
そこには、レッドソックスのジェイソン・バリテック捕手コーチ、レンジャーズのニック・ハンドリー特別補佐とベンチコーチ、マリナーズのスティーブン・ボート・ブルペンコーチなどの名前が候補として浮上していました。
パドレスのプレラー編成本部長は、メルビン監督の続投を明言していたということですが、メルビン監督がパドレスからジャイアンツへ移籍する可能性は高いとみられています。
SNSでは「初の女性監督の誕生はお預けか」「確かにメルビン監督 最優秀監督賞受賞歴の有る 名監督だからね」といったコメントがあがっています。
なお、パドレス新監督候補には、ライアン・フラハティ・ベンチコーチとマイク・シルト・コーチの名前が挙げられているということです。