《独自》ヤクルト山田が語る村上のスゴさは
プロ野球・2年連続最下位からの優勝を果たしたヤクルト。その強さの秘けつを探るべく、優勝後にキャプテン山田哲人選手と村上宗隆選手を日本テレビがインタビューしました。お互いのスゴさや東京五輪が与えたチームへの好影響について話しました。
まず村上選手から見た山田選手のスゴさが「キャプテンのコミュニケーション力」。
今シーズン自ら立候補しキャプテンに就任した山田哲人選手。そのキャプテンシーについて村上選手は「いろんな選手と話す姿。ここはこうした方がいいんじゃないかとか、いろんな面で気づいたことを言っているのを見た。それでチームも一丸となりましたし、本当にそこが(優勝の要因として)僕の中では大きいと思う」と話しました。
すると山田選手は「嬉しいです。コロナ禍でご飯も行けないので、気づいたことがあればその場で話そう、というのはありました」とキャプテンとしての振る舞いを振り返りました。
そして山田選手から見た村上選手のスゴさは「気持ち」。
「すごい気持ちが強い。プラス思考。(優勝を決めた10月26日の)試合前もホームラン3本打つって言ってたんですよ。実際は打ってないですけど。でもそういうのをみんなに発信する。彼の行動は周りにプラスの影響をさらに与えている」と大絶賛。
これに村上選手は「なかなか褒めていただくことないんで、すごく嬉しい気持ちになります」と笑顔をみせました。
また2人が出場し金メダルに貢献した東京五輪の話題になると、村上選手は「こうやってチームが勝つということが僕自身初めての経験だったので。本当にこういう雰囲気でやれれば勝てるようになるんだなと思いました」と収穫を口にしました。
“勝てるチームの雰囲気”をつかみヤクルトに持ち込んだ村上選手、チームも後半戦に9連勝するなど好影響を与えました。
そして、明日から始まるクライマックスシリーズ・ファイナル。山田選手は「CSも簡単ではないと思いますので、そこでしっかり勝って、日本一目指して頑張りたいと思います」と意気込みました。