キャプテン吉田「違ったチームを見せる」
サッカー日本代表・吉田麻也選手が、16日(日本時間17日)のカタールW杯アジア最終予選オマーン戦に向けて意気込みを語りました。
最終予選前半戦の5試合を終えて3勝2敗、グループBで3位につけている日本代表。この状況について吉田麻也選手は。「簡単な試合は1個もなくて、最下位であったベトナムも非常に難しい試合でギリギリの戦いだった。連勝はしていますけど、ここで気を緩めることなく、もう1個突き進んでいかないといけない」と振り返りました。
次の相手、初戦で黒星を喫したオマーンについては「1回やっているので把握はできていますけど、向こうも同じで色んな対策を練ってくる。ここで勝てばオマーンを引き離せるし、上にもプレッシャーを与えられるし、次の試合も勝ち点3を積み上げることが大事だと思っています」とコメント。
さらに前回の対戦でオマーンの監督が日本の弱点として“スモールサイドでのプレーが多い”“攻守の切り替えが遅い”ことを挙げていた点についてどう思うか聞かれると。「狭いところで技術を発揮する力は確実に高いと思います。ただそれ一辺倒になってしまってはいけないし、短いボール長いボールを織り交ぜて相手を揺さぶらなきゃいけない。カウンターに関しては自分たちも取られ方と取られた後の切り替えの遅さはよろしくなかったと認めざるを得ない。ただ今回はそうならないように準備していますし、違ったチームを相手の監督に見せられたらいいなと思います」と語りました。
◇グループB順位表(5試合終了時点)
1位 サウジアラビア (13)
2位 オーストラリア (10)
3位 日本 (9)
4位 オマーン (7)
5位 中国 (4)
6位 ベトナム (0)
※カッコ内は勝点
◇カタールW杯出場条件
・グループA・B各組2位までの4チームが出場権獲得
・各組3位同士がアジアプレーオフを戦い、勝者が大陸間プレーオフに進出
写真:YUTAKA/アフロスポーツ