原英莉花「地に足つくプレーで」今年初Vへ
◇国内女子ゴルフ・大王製紙エリエールレディスオープン3日目(20日、愛媛・エリエールGC松山)優勝賞金1800万円
残り2試合となった今シーズンの国内女子ゴルフツアー。2020年の国内メジャー「日本女子オープン」と「リコーカップ」の2大会を制している原英莉花選手が、スコアを5つ伸ばし、首位に浮上しました。
大会3日目、首位と3打差の3位タイからスタートした原選手。出だしの1番で4メートルのパットを決め、バーディーを奪います。
3番・パー3では、第1打を、グリーンに乗せますが、ピンまで18メートル残してしまいます。しかし、この長いバーディーパットを見事沈めスコアを順調にのばします。
「出だしからいいスタートが切れた」という原選手。4番でも1メートルのバーディーパットを沈めるなど、前半でスコアを2つのばした原選手。
勢いは止まらず、9番から11番まで3連続バーディー。首位に浮上します。
この日圧巻だったのが、14番のパー4。2打目でグリーンに乗らず、ピンまで残り15ヤードにつけます。すると原選手の第3打がそのままカップへ。チップインバーディーで、さらにスコアをのばし、トータル14アンダー。2位と2打差をつけて、最終日に臨みます。
およそ1年優勝から遠ざかっている原選手、2021年初優勝に向け、「強い気持ちの中でこの位置(単独首位)で戦えることを楽しみながら、地に足がついたプレーで勝ちたい」と意気込みました。
◇3日目成績
1位 原 英莉花 -14
2位タイ 柏原 明日架 -12
三ヶ島 かな -12
4位 渡邉 彩香 -11
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12位タイ 古江 彩佳 -7
19位タイ 渋野 日向子 -6
25位タイ 稲見 萌寧 ー5