畑岡奈紗 19位からトップに急浮上
◆米女子プロゴルフツアー・CMEツアー選手権3日目(現地20日、フロリダ州)
米国女子プロゴルフツアー最終戦となるCMEツアー選手権3日目。トップと8打差の19位でスタートした畑岡奈紗選手(22)は、9番でこの日最初のバーディーを奪うと、後半に猛チャージ。
「朝の練習からショットの感触が良かったので、どんどんピンを攻めた。後半はより集中できた」と振り返った後半は、10番、12番でバーディーをとると、14~18番は圧巻の5連続バーディー。8バーディー、ノーボギーでこの日のベストスコア「64」をマークし、-14で首位に並び、今季3勝目に王手をかけました。
ラウンドを終えた畑岡選手は、「気づいたら5連続バーディーだったので、自分でも終わったあとはビックリでした。すごくいい距離のパットがたくさん決まったんじゃないかなと思います」と笑顔でコメント。
現在賞金ランク5位の畑岡選手が優勝すれば、1987年の岡本綾子さん以来の日本人賞金女王になる可能性も見えてくる今大会。「チャンスはあると思うので、しっかり自分らしいプレーで終われるように頑張りたいです」と最終日に向け意気込みました。
■3日目成績
1位タイ 畑岡奈紗 -14
N・コルダ -14
コ・ジンヨン -14
C・ブティエ -14
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40位タイ 笹生優花 -4
写真:ZUMA Press/アフロ
※写真は11月ペリカン女子選手権