◇プロ野球セ・リーグ 巨人-広島(13日、東京ドーム)

巨人の先発・戸郷翔征投手は7回1失点の好投を見せましたが、両リーグトップの9勝目を挙げられませんでした。

ノビのあるストレートと変化球で5回まで広島打線を無失点に抑えた戸郷投手。

しかし6回、2アウト1、3塁のピンチを招くと、松山竜平選手にタイムリー内野安打を浴び、同点に追いつかれます。

そして7回には先頭の小園海斗選手の打球が右膝に直撃。跳ね返ったボールを冷静に処理し、アウトにするも、右膝を気にするしぐさをみせ、右足を引きずりながら一旦ベンチへ引き上げます。

それでもマウンドに走って帰ってくると、その後2アウト2塁のピンチを迎えるも、勝ち越しを許しませんでした。

7回の打席で代打が送られ降板。7回109球1失点でマウンドを降りました。

戸郷投手はこの試合で勝利を挙げれば、両リーグトップの9勝目、そしてエンゼルスの大谷翔平選手、球団では桑田真澄コーチ以来となる高卒5年目での通算40勝でしたが、次回の登板に持ち越しです。