新体操・山田愛乃 初日首位「自分らしく」
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◇新体操 全日本選手権個人総合初日(27日、群馬・高崎市)
2018年のユース五輪代表・山田愛乃選手が、4種目の合計得点で競われる個人総合に出場。山田選手は、新体操選手にとっては170cmと高身長。恵まれた体形から繰り出す雄大な演技が武器で、パリ五輪期待の選手です。
初日となる27日、1種目目のボールでは、手具を投げながら2回以上の回転を行う「リスク」を成功させます。大きなミスなく演技を終え21.500と、この種目全体トップで、順調なスタートをきります。
続く2種目目のフープでもこの種目全体トップの21.450を出した山田選手。初日の2種目を終え、合計42.950で、首位となりました。
試合後、山田選手は「1種目目のボールが緊張感が上がった感じはあったが、自分らしく踊れた。フープも少し危ない部分はあったが、自分の持ち味である大きさは生かせたと思っている」と自身の演技を振り返りました。
さらに初優勝がかかる28日の演技については「明日も最初からちゃんと体を起こして、自分らしい演技ができるように2種目ともよく正面をみて、曲を聴いて頑張りたいと思う。明日も自分らしく踊りたい」と、自信をのぞかせました。
山田選手は28日に残り2種目(リボンとクラブ)に出場し、初優勝を狙います。
写真:西村尚己/アフロスポーツ
※写真は6月の東京五輪代表選考会のもの