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新体操・喜田 暫定7位 決勝進出へ前進

2021年10月27日 18:31
新体操・喜田 暫定7位 決勝進出へ前進

◇新体操 世界選手権個人総合予選(27日、福岡・北九州市)

東京五輪では僅差で決勝進出を逃し、予選敗退となった喜田純鈴選手。4種目の合計得点で競われる個人総合に出場しました。

個人総合の予選では4種目のうち3種目の合計得点で上位18位以内に入れば、30日に行われる決勝に進出が決まります。

初日となる27日、1種目目のフープでは、手具を投げながら2回以上の回転を行う「リスク」を成功させます。大きなミスもなく演技を終え、東京五輪(23.150)を上回る得点、23.950で、順調なスタートをきります。

続く2種目目のボールでも、東京五輪(23.900)を上回る得点、25.650を出した喜田選手。初日の2種目を終え、49.600で、暫定7位となりました。

試合後、喜田選手は「フープもボールも危ない所が何か所かあったが、こらえて演技をまとめることができた」と振り返りました。

東京五輪では果たせなかった決勝進出については「今日のように落ち着いて怖がることなく、自分のやることだけをフロアで出し切れたら大丈夫だと思う」と話しました。

喜田選手は28日に2種目(リボンとクラブ)に出場予定です。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ