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宮城が29年ぶりV「自分も頑張らなきゃ、後押しされた」中学生の快走を受けて小海遥が逆転の快走

2024年1月15日 6:29
宮城が29年ぶりV「自分も頑張らなきゃ、後押しされた」中学生の快走を受けて小海遥が逆転の快走
優勝のフィニッシュテープをきった宮城県のアンカー小海遥選手(写真:時事)

◇第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(14日、京都・全9区間42.195キロ)

第42回全国都道府県対抗女子駅伝が14日、京都市内で行われ、宮城代表が29年ぶり2度目の優勝を飾りました。

宮城は、1区9位から徐々に順位を上げていくと、8区(3.0キロ)で男乕結衣選手(おのとら ゆい)が区間歴代2位タイの快走で、先頭と9秒差の2位に浮上。最終9区(10.0キロ)の小海遥選手へタスキを渡します。

去年12月に10000メートルで31分切りと好調の小海選手は、先頭の兵庫に追いつき力をためるように並走。その後、京都の猛追を受けますが、最後は引き離し、逆転で優勝のフィニッシュテープをきりました。

この大会は、中学生や高校生、大学生、社会人と全9区間(42.195キロ)、ふるさとのタスキをつなぎます。

8区の中学生、男乕選手の区間賞の走りを受けた小海選手は、「こんなに(前との差を)詰めてくれると思わなかったので、自分も頑張らなきゃなという思いに後押しされた」と笑顔。そして、「優勝はみんなの力なので、このチームで走らせていただきうれしいです。まだ満足していないのでもっと頑張りたい」と力を込めました。

▽宮城県代表選手の成績
記録 2:16:30
1区6.0キロ 細川あおい 19:32(区間9位)

2区4.0キロ 壁谷衿奈 12:52(区間11位)

3区3.0キロ 林楓夏 9:54(区間18位)

4区4.0キロ 佐々木梨七 13:04(区間2位)

5区4.1075キロ 長岡みさき 13:16(区間6位)

6区4.0875キロ 橘山莉乃 13:12(区間2位)

7区4.0キロ 力丸楓 12:52(区間8位)

8区3.0キロ 男乕結衣 9:41(区間1位)

9区10.0キロ 小海遥 32:07(区間2位)