巨人の堀田賢慎投手が、５０万円減の５８０万円で契約更改を行いました。

２０２０年の新人合同自主トレで右ひじに違和感を覚え、トミー・ジョン手術を受けリハビリに取り組んできた１年半。その期間を振り返り「いちばんはやっぱり、ジャイアンツのトレーナーさんだったり監督やコーチの方だったり、すごい目を向けてリハビリに専念できたのでその部分ですごく感謝しています。あとは家族だったり地元の友達だったり、トレーナーさんにも、しっかり活躍をして恩返しがしたいと思います」と感謝の想いを口にしました。

育成選手で迎えた今年の８月、プロ・アマ交流戦で初めて実戦登板し、自己最速の１５５キロをマークしました。「自分が思っていたよりも、投げてまっすぐでファールだったりとか空振りをとれたって言うのは自分の中でもびっくりしていますし、やってきたことは間違いではなかったなと思いました」と手応えをのぞかせました。

多くの先輩投手からお墨付きをもらっている期待の右腕は「来年はまずしっかりアピールして、支配下になって１軍のマウンドで投げられることを目標に。それが達成できたらしっかり結果も求めてやっていきたいなと思っています」と着実に自分のペースで歩みを進めます。


写真：球団提供