野球解説者の江川卓さんが、自身の選ぶ今シーズンのＭＶＰに、ヤクルトを２０年ぶりの日本一に導いた、高津臣吾監督を挙げました。

江川さんは、１１日の「Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ」で、選んだ理由を聞かれると。

「（高津監督は現役時代に）クローザーをやっていましたから、試合の中で『これはダメ』と思った瞬間の切り替えが、異常に早いんですよね。それがうまくいったと思う」と、采配を称賛しました。

就任２年目で日本一に導いた高津監督。ヤクルトでの現役時代は、名将・野村克也監督の下、主に抑えとしてプレーし、リーグ優勝４回、日本一３回を達成しました。

去年２月に８４歳で亡くなった、野村克也さんをしのぶ会（１１日）で高津監督は、「９１年からプレーしたんですが、その時の監督が野村監督で良かったなと。野村監督に出会えない野球選手たくさんいらっしゃいますけど、僕は野村監督に出会えてここまでこれましたし、その出会いというのはすごく大きな出会いだった」と、野村さんの存在の大きさを口にしました。

また、番組メインキャスターでくりぃむしちゅーの上田晋也さんは、「野村イズムが着々と受け継がれているなと思いますよね」と、コメントしました。