巨人の坂本勇人選手が１５日、契約更改交渉に臨み、１億円アップの年俸６億円（金額は推定）でサインしました。

会見で坂本選手は、長年ショートを守り続けられている理由について、「シーズン入ったらエクササイズだったり、毎日同じようなことを行う。そういう地道なことを途中『いいかな、もういいかな』とやっぱり人間なので思うことがあるんですけど、そこは妥協してこなかった。エクササイズだったりトレーニングという部分は、妥協せずにずっとやってきている」と、たゆまぬ地道な“努力”が支えとなっていることを口にしました。

今年１０月には、史上最年少で通算４００二塁打を達成した坂本選手。「打率、打点、ホームランというのはみんなすごく見がちな部分ですけど、ヒットの中でも二塁打と普通のシングルヒットでは、全然違うと思っています。一人でヒット打って盗塁したのと同じことなので、それぐらい二塁打は価値がある」と、二塁打への思いを口にしました。

今後の目標については、「まだまだ先だと思うんですけど、一本一本積み上げて立浪さんの記録に近づきたいなというのは、一つの目標です」と、中日の立浪和義監督が持つ二塁打の日本記録４８７本へ残り８５本に迫った坂本選手。偉大な日本記録達成へ決意を新たにしました。