サッカーＪ１の鹿島アントラーズは１６日、新しいコーチ陣を発表しました。

新しく入るのはドラガン・ムルジャ氏（３７）、クラブＯＢの岩政大樹氏（３９）、マヌエル・クレクラー氏（４７）の３人です。

ムルジャ氏は、元セルビア代表で大宮や湘南など日本でもプレー。クレクラー氏はドイツ国籍でフィジカルコーチを務めます。

そして、岩政氏は元日本代表で、２００４年から１０年間鹿島でプレー。

選手として、０７年からのリーグ３連覇も経験しました。１８年に現役を引退し、今年から、上武大学のサッカー部監督を務めていました。

岩政氏は上武大学を通じて、「私の指導者としての本格スタートだと覚悟を決めて、ここに来ました。選手たちと向き合い、共に戦った日々は、やはりかけがえのない時間でした。全てが私の今後の指導者人生の糧となっていくと感じています。本当に楽しかった」とコメント。

さらに、「たった１年で離れることは、本当に申し訳なく思っています。ただ、きれい事を言わせていただけるなら、真っ先にこの決断を告げた選手たちが別れを惜しんでくれたことを、私は今後の力に変えて、この先の世界で結果を出していく。そんな気持ちで次なる１歩に向かいたい」などとしています。

また、岩政氏がツイッターで「鹿島に戻ります」と投稿すると、ファンからは「岩政先生おかえりなさい」「ただいま！でいいと思いますよ」という歓迎の声一色に。

さらに、「来シーズン最大の補強！！」「鳥肌とワクワクが止まりません！！」と興奮冷めやらぬ様子でした。


写真：アフロスポーツ
※２０１３年撮影