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巨人菅野2億減の6億 自主トレで新挑戦も

2021年12月16日 23:27
巨人菅野2億減の6億 自主トレで新挑戦も

巨人の菅野智之投手(32)が16日、契約交渉に臨み2億円減の年俸6億円(推定)でサインしました。

菅野投手はプロ9年目で自己ワーストの勝利数となる6勝7敗、防御率3.19。エースとして物足りない成績で今季を終えました。

今季について菅野投手は「苦しい1年でしたし、本当に期待してもらっている分の活躍はできなかった。自分の中で得たものもありましたけど、明らかに失ったものの方が多いので、それを取り返すシーズンに来年はできたらいいと思います」と振り返りました。

またオフの自主トレには、チームメートの中川皓太投手と鍬原拓也投手、さらに阪神の藤浪晋太郎投手が参加することを明かしました。「突然(藤浪投手から)連絡が来て、『お願いします』って言われたんで、いろいろ話して、一緒に頑張ろうか」と、藤浪投手の参加の経緯を話しました。

またトレーニング内容について「砂浜を走ったりクライミングをやったりと、新しいことに挑戦しようと思っている。基礎的なものになるが、新しいことにチャレンジしながらやっていければいい」と、自主トレで新たな練習メニューを取り入れることを話しました。

新メニューの効果については「砂浜を走ることは、足のかむ力、足先まで神経を通わせる。より投球動作につながる筋肉につながると思う。クライミングも、指先や肘から先の感覚が持久力も含め、大事になってくるので生かせると、期待感をもっている」と、話しました。

来季に向けては「200イニングを目標に。1回やっているが、その時とは状況もリーグ全体のレベルも全然違うと思うので、今のこの時代に200イニングを投げるからこそ価値があると思うので、そこを目標にやっていきたい」と話し「最多勝と防御率はとりたい」と、“タイトル2冠”への意欲もみせました。


球団提供