プロ野球・西武は５日、育成選手の多和田真三郎投手と大窪士夢投手の２人と来季の契約を結ばないと発表しました。

２８歳の多和田投手は沖縄県出身。中部商高校―富士大学から２０１５年のドラフト１位で西武に入団。

エースナンバー１８を背負い、１年目の２０１６年に７勝（５敗）をあげる活躍。そして２０１８年には１６勝（５敗）をあげ最多勝のタイトルを獲得するなど、チームのリーグ優勝に貢献しました。

しかし２０１９年９月に頻脈性不整脈と診断され、治療に専念。２０２１年からは育成選手として、復帰への道を模索していました。

多和田投手は２０１９年までの４年間で通算２９勝２１敗。２０２０年以降は１軍での登板はありませんでした。

また２１歳の大窪投手は、２０１８年に北海高校から育成ドラフト２位で西武に入団。身長１９９センチの長身から投げ下ろす投球を武器に支配下登録を目指していましたが、戦力外通告となりました。